
INTERVIEW_04運航のすべてを理解し、
バランスをとれる
エンジニアを目指して。
- 船舶管理部 運航課/総合職
- 2009年
- 商船高専 商船学科機関コース卒
CAREER STEPキャリアステップ
-
入社
2009年
-
1年目
海上勤務
(協力会社) -
4年目
外航船舶管理
(呉) -
6年目
海上勤務
-
7年目
外交船舶管理(呉)
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11年目
海上勤務
-
12年目
外航運航管理(呉)
- Q1現在の仕事内容を教えてください。
- 運航課は、船の安全な運航をサポートする業務を担っています。と言っても、船と直接連絡をとることはあまりなく、船舶を管理する「管理会社」と、船舶をオペレーションする「運航会社」との間に立って、運航に関するお金やルールのやり取りをしています。具体的には、船舶を所有する「船主」として、費用が発生すれば送金手続きをしたり、証書の発行が必要になればその準備をしたり、陸上から後方支援しています。
- Q2リベラに入社した理由を教えてください。
- 元々、海外で働きたいという気持ちがありました。実家の近所に商船高専があり、そこへ通っているときに教官からリベラを薦められたのがきっかけです。船で海外に行くだけでなく、ほかにも海外の人とコミュニケーションをとりながら仕事をする機会があって面白いと思いました。

- Q3これまでの乗船の経験から
どんなことを学びましたか? - 社会人になって半年後、貨物船に9ヵ月間乗船しました。その後、6年目には自動車運搬船に乗り、11年目にも海上勤務を経験しました。3回の乗船経験で精神的にタフになり、バランス感覚が身についたと思っています。船舶管理はコストの管理も仕事ですが、お金のことばかり考えていると船員たちと距離ができてしまいます。私はフィリピン人の船員と一緒に仕事をしてきたのでスムーズにコミュニケーションをとれるし、乗船中の彼らの苦労もわかるぶん、うまくコストとのバランスをとることができます。船が日本に戻ったら、できる限り手土産を持って行って要望を聞き、上司に報告して改善しています。
- Q4どんなときに仕事のやりがいを感じますか?
- やっぱりトラブルが解消して運航がスムーズに進むときですね。トラブルが発生して、その管理会社が海外の場合は英語で連絡をとります。日本語を英訳したり、その逆をしたりするので時間がかかります。自分では正しいと思っていても意外と間違った意味で伝わってしまうこともあるのでコミュニケーションには気をつけています。それを乗り越えて運航がスムーズに進むときは、苦労したぶんの何倍もの喜びがありますね。幸いこれまで大きな失敗はありません。プライベートでは若い頃に飲み過ぎていろんな失敗をしましたが(笑)。

- Q5今後の目標を教えてください。
- 今は機関長の下の役職、ファーストエンジニアまで経験させていただきました。将来は機関士の免許を取りたいですが、今は運航課という立場で、コスト面や社外との関係性についての理解を深め、よりバランスの取れたエンジニアを目指しています。
- Q6就活中の方へのメッセージをお願いします。
- 学生時代から将来の夢をはっきりと持っている人は少ないのではないでしょうか。私自身もそうでした。でも、もし持っているなら、妥協せず貪欲に好きな会社にトライして、もしダメならほかのプランを考えるという気持ちで就活してほしいですね。外国人と抵抗なくコミュニケーションをとれる人はリベラ向きです。1人で複数の船を担当するので、要領良く優先順位をつけられる人は船舶管理に向いていると思いますよ。

DAILY SCHEDULE1日のスケジュール
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- 08:30
- 出社
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- 09:00
- メールチェック
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- 10:00
- 運航課の週ミーティング
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- 12:00
- 昼食
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- 13:00
- メールチェック
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- 14:00
- お客様の問い合わせ対応
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- 16:00
- 船舶に関連する環境規制などの
情報収集
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- 17:00
- 退社
DAY OFF休日の過ごし方

- ショッピング・バーベキュー
- 大型スーパーで食料品を買ったり、バーベキューしたり、夫婦でゲームしたりしています。